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試料作製
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組織は4%パラフォルムアルデヒドによる固定をお勧めします。固定液は弊社が提供いたします。組織のパラフィン包埋は弊社で行いますが、ご依頼者がご自身で作られたパラフィン包埋組織もお引き受け致します。ただし、固定と包埋は In situ hybridization 法の成否に関わる重要なステップですので、ご依頼者の作製した試料ではシグナルが弱かったり、出ない場合があります。(テクニカルノート参照) |
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組織の薄切
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弊社でIn situ hybridization 法に最適化した方法でパラフィン包埋組織を薄切致します。弊社の正常ラット、マウス、ヒト組織切片やティシュアレーも利用できます。また、In situ hybridization 法用パラフィン包埋組織作製、ティシュアレー作製、切片の販売も行っております。 |
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プローブ作製
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アンチセンス、センス cRNA 転写可能なプラスミドに挿入された長さ300〜800 bp程度の遺伝子 50 μg以上をお送りください。弊社でプラスミドの直線化、Digoxigenin標識プローブの合成を行います。また、ご依頼者からIn situ hybridization法を行いたい遺伝子の情報を提供いただき、弊社でプローブ合成まで行うことも受託致します。 |
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In situ hybridization(ISH)施行
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ISH は下表のものを 1セットで行います。
1
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依頼プローブ(アンチセンス) |
2
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陰性対照プローブ(センス) |
3
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陽性対照(依頼組織の陽性対照プローブまたは依頼プローブの陽性対照組織) |
オプションとしては、依頼されたプローブによる依頼された以外の臓器、組織のISHも行います。
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結果報告
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スタンダード1 のISHの結果は1ヶ月以内に依頼者様に直接お返しいたします。結果は下表のものを収めたCD-R 盤で、ご依頼者様にお返し致します。
1
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ISH染色組織切片(依頼遺伝子、陰性対照、陽性対照の3枚)および組織のPAS染色標本1枚 |
2
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ISH結果写真(x200またはx400倍の1枚づつ) |
3
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直線化プラスミドと作製プローブの検定写真 |
4
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結果報告書 |
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